倉敷市玉島で住まいのリフォームを手がける H・M Life です。
「ベランダの床が劣化してきたかも…」そんな不安を、専門職人の視点でわかりやすく解決します。
放置すると雨漏りや構造腐食のリスクが跳ね上がるベランダ。
今回は玉島特有の気候を踏まえ、防水工事が必要になるサインを完全ガイド。最後に自宅でできるセルフチェック方法もご紹介します。
玉島の気候がベランダ防水に与える影響は?
- 年間降水量は全国平均の約1.1倍
- 梅雨時は湿度80%超で劣化が加速
- 塩分を含む海風で防水層が脆くなる
瀬戸内海に面した玉島は降水量こそ少なめですが、梅雨〜盛夏は高湿度・高温が長く続きます。湿気は防水層の柔軟性を奪い、わずかな紫外線でも塗膜が硬化・ひび割れしやすい環境です。さらに海風に含まれる塩分が防水材を化学的に劣化させ、耐用年数が短縮されることも。
指標 | 数値 | 影響 |
---|---|---|
年間降水日数 | 約110日 | 防水層に長時間の水圧 |
梅雨平均湿度 | 80〜85% | 塗膜の軟化・膨れ |
夏場の平均気温 | 32℃ | 膨張と収縮を繰返し亀裂発生 |
このような環境下では、防水工事の適切なタイミングを逃さないことが重要です。
ひび割れは危険信号?放置するとどうなる
- 0.3mm以上の亀裂で雨水が浸入
- 早期に止水しないと下階に雨漏り
- 鉄筋腐食で修繕費は5倍に膨張
床面の細いひびでも水は毛細管現象で浸入します。防水層の下に水が溜まるとコンクリートが中性化し、鉄筋が錆びて剥落事故につながるケースも。定期点検のうえ、被膜補修や防水再施工が必要です。
白い粉が手につく「チョーキング現象」とは?
- 塗膜樹脂が紫外線で分解
- 粉状顔料が表面に浮く
- 防水性能が30〜40%低下
手で触れると白粉が付く現象は、塗膜の寿命が尽きかけている証拠。防水層が十分に伸縮せず、雨水侵入リスクが高まります。1年以内の再防水を検討しましょう。
シーリング剥離・隙間は雨水の抜け道!
- ボード継ぎ目の打継ぎが劣化
- 隙間1mmでも強風雨で浸水
- 剥離放置は外壁内部腐食へ
ベランダ柵の根元や配管まわりのシーリングは、紫外線と熱で硬化・収縮します。触って硬い・ひび割れている場合は要交換。シーリング打ち替えだけでなく、周辺防水層との一体補修が理想的です。
よくある質問
Q. 防水工事の工期はどれくらい?
ベランダ10㎡で3〜4日が目安です。
Q. 雨の日でも工事できますか?
雨天時は防水層が密着しないため延期します。安全・品質重視で日程を再調整いたします。
Q. どの工法を選べばいい?
既存防水層の状態とご予算に合わせてFRP/ウレタン/シートから最適な工法をご提案します。
ベランダに「ひび・白い粉・隙間」を見つけたら、劣化は待ったなし!
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